遺品整理にかかる費用を安く抑えるテクニックを大公開!
遺品整理を自分で行うには、体力的にも精神的にも大きな負担がかかるため、遺品整理業者に依頼しようと思う方は多いのでしょう。しかし、業者に依頼するにしても費用が「いくらかかるかわからない」「高額な請求をされたらどうしよう」など不安になります。そこで今回は、遺品整理にかかる費用を安く抑えるテクニックを紹介しましょう。
遺品整理を業者に依頼する際にかかる費用の目安
遺品整理を業者に依頼するとかかる費用は、部屋の広さだけではなくさまざまな要因によって変わります。ここでは業者に依頼する際にかかる費用の目安と、料金が変わる要因を紹介しましょう。
部屋の広さ
一般的に遺品整理業者の費用は部屋の広さで設定されています。遺品整理作業は、1Rや1Kの部屋で作業員は1~2人、作業時間は2~3時間のケースが最も多く、費用は3~8万円が相場の目安です。2LDKになると作業員は3~6人、作業時間は3~8時間で12~30万円、4LDK以上では作業員は4~10人で作業時間は6~15時間かかり、22~60万円が費用の目安となります。
ただし、4LDKでも1部屋だけの依頼であれば1Kの費用でOKです。また、たとえ部屋が狭くても、ゴミ屋敷のようにゴミが散乱している場合は、特別な清掃が必要となるため費用が高くなります。
処分品の量
遺品の整理対象となる物品が多いと、遺品整理にかかる時間が長くなったり、不用品を運搬するための車両を多く手配したりしなくてはならないため、費用が高くなることがあります。
建物状況・周辺環境
建物状況や周辺環境によっても、遺品整理にかかる費用は変わってきます。高層マンションやアパートが作業現場になっているケースでは、エレベーターがない建物の場合は階段で昇降しなくてはならなりません。そのため、作業効率が悪く荷物の搬出に時間がかかり、費用が高くなってしまうでしょう。また、道路が狭いなどで運搬用のトラックが駐車できないとなると、運搬に時間がかかるので費用が高くなる傾向があります。
オプションサービス
遺品整理業者によっては、特殊清掃やハウスクリーニングなどのサービスをオプションで行っています。しかし、オプションだとは知らずに作業を依頼してしまうと、費用が高くなってしまうことも。特殊清掃などを依頼する際は、業者の公式サイトや電話でオプションなのか確認しましょう。
遺品整理にかかる費用を安く抑えるテクニック
遺品整理にかかる費用はできるだけ安く抑えたいものです。ここでは、遺品整理にかかる費用を少しでも安く抑えるテクニックを紹介します。
不用品を処分しておく
不用品の量が多いとどうしても費用が高くなる傾向があるので、業者に依頼する前にできる限り不用品を処分しておくことで費用を抑えることができます。粗大ゴミとして処分したり、不用品回収サービスを利用したりしておくと、遺品整理もスムーズに行えるので時間短縮にもなるのでおすすめです。
買取サービス
遺品整理業者には、リサイクル業やネットショップを展開している業者もあるので、家電や骨董品など、価値のあるものは買い取って費用から割り引いてもらうことができます。遺品整理業者を選ぶ際は、買取サービスに対応しているか確認してから依頼するようにしましょう。ただし、高価なものであれば、ネットオークションやフリマアプリなどを利用したほうが高く売却できる可能性があります。
相見積もりを行う
遺品整理業者に依頼する際は、複数の業者から見積もりを取り、費用やサービスを比較しましょう。1社だけの見積もりでは、費用の相場やどういったサービスがあるのかよくわからないものです。相見積もりを行うことで、費用の安い業者に依頼できます。
業者選びに失敗してしまうと余計な出費が出る恐れも!
遺品整理には、多くの優良業者が活躍していますが、残念ながら悪徳業者も存在しています。悪徳業者に依頼してしまうと、見積もり後に高額な追加請求をされたり、作業中に金品が盗難されたりといった被害を受ける可能性があるので注意が必要です。業者選びに失敗しないためには、遺品整理士の資格を保有しているスタッフがいる業者に、依頼するようにしましょう。
遺品整理士は、遺品整理全般の業務に精通しているため専門的な知識が豊富で、不用品を不法投棄したり遺品を勝手に換金したりすることがありません。ですので、遺品整理士が在籍していることが優良業者としての判断材料なります。ほかには、現地調査をして明確な見積もりを取ってくれるか、依頼者の質問に丁寧にわかりやすく対応してくれるかなどもチェックしましょう。
遺品整理を業者に依頼する際にかかる費用の目安は、1Rや1Kの部屋で作業員は1~2人、作業時間が2~3時間のケースが最も多く、費用は3~8万円です。費用を安く抑えるテクニックとして、不用品を処分しておく、買取サービスを利用する、相見積もりを行うといったことが挙げられます。業者選びに失敗すると、見積もり後に高額な追加請求をされる恐れがあるので、遺品整理士が在籍している業者を選ぶようにしましょう。